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2009年12月18日

花粉症の注射としてとても効果が高い減感作療法

花粉症の注射のひとつに減感作療法というものがあります。この花粉症の注射はインフルエンザの予防注射と同じ原理で、アレルギーの抗体を体内に注射することでアレルギーとなるものに対して免疫を作るという方法です。「感作」というのは体がアレルギーを起こす準備が整った状態のことを意味し、それを減らしていく方法のことを「減感作」といいます。例えばスギ花粉に対してアレルギーがある人の場合はかなり濃度を薄めたスギ花粉のエキスを注射します。このエキスを体内に入れる方法には花粉症の注射のほかに、スギ花粉エキスを飲んだり、花粉症緩和米を食べるといった口から行う経口減感作療法というものもあります。どちらも体内に免疫を作るという意味では同じ治療方法といえます。濃度が濃いアレルギーエキスではショック状態になる危険性も考えられます。そこで、花粉症の治療で減感作療法の注射を行う場合は低濃度のものからはじめます。その後様子をみながら濃度を調節していくというのが一般的な方法です。スギ花粉のみのアレルギーであれば月1回の通院を3年間続ければ70パーセント近くの人が完治したという報告もあり、花粉症の注射としてとても効果が高いものといえるでしょう。


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